「並木の大クスの木」

[県指定の天然記念物]


                     

昭和9年、思ったより古く [県指定の天然記念物] に指定されていました。
並木の大クスは、北限に近いにもかかわらず、幹回り6m、樹高32mにまで成長した
めずらしい例です。
もともと農家の屋敷前に植えられたもので、大切に守られてきました。
今後も並木のシンボルとして、残し伝えるべき樹木です。
                                                      (参考:川越市教育委員会。)



                           






「男塚」と「女塚」

男塚には「浅間様」がまつられ、7月1日の浅間神社の祭りでは、年番が男塚に行って
草刈りや掃除をし、神酒を上げる。その後、公民館で直会をする。

男塚の「浅間様」7月1日と女塚の「愛宕様」7月24日の祭日は違うが、一緒に草刈りを
済ませてしまうこともあった。
「浅間様」と「愛宕様」の当日には、大人の年番も集まり、稲荷神社境内へトウロウを上げ、
「浅間様」と「愛宕様」には灯明としてロウソクを上げた。
7月24日の愛宕神社の祭りでは、7月1日の浅間神社の祭りと同じく、年番が男塚に行って
草刈りや掃除をし、神酒を上げる。その後、公民館で直会をする。
このような「男塚」や「女塚」も地域の子供の格好の遊び場だったようです。

                           (参考:川越の民俗調査報告書・第一集「福原・南古谷地区の民俗」より。)



「男塚」


男塚の塚上に「浅間様」の石祀がある。




         




                  








隣には男塚公園がありました。







                                         

「女塚」
               










女塚の塚上に「愛宕様」の石祀がある。





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