全国から集まった競技者がそれぞれの自慢の鉋(カンナ)で木材を薄く削り、鉋屑の薄さ・均一さ・美しさを競い合う”鉋薄削り競技”がメインイベントです。 薄く削ることを通して、手道具を使う精密で高度な日本の伝統的木工技術の根幹を修練し、日本特有の木に対する感性を共感し、古来からの優れた木材文化と資源を守り、これらの素晴らしい文化を次世代に伝えるものとして行われます。 参考:会場パンフより。 |
屋外会場 | 参加者の試し切り。 | |
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「チョウナン」による製材会場。 | 「チョウナン」による実技。 | |
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メインイベントの”鉋薄削り競技”が行われた川越運動公園の 総合体育館です。熱気溢れる競技が行われていました。 |
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バラとチュウリップは鉋の削り屑で作られて います。とても削り屑には見えませんね。 |
一般参加者も真剣な眼差しで削っていました。 | |
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今はなき懐かしい大工道具も飾り物に変身し ていました。 |
何と幅が30cmもあろうかという鉋で削って いました。圧巻であり見事な技でした。 約15ミクロン(1000分の15ミリ)という薄さだ そうです。 |
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削る技の前に、その削る鉋を作る技を 見ることができました。 |
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洗い屋が考案した木材の艶出し研磨材 「トクサ革」を初めて見ることができました。 |
精巧な「組木」。 | |
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金物の街、新潟県三条市から様々な大工道具 が紹介されていました。 |
砥石にもいろんな種類があるんですね。 | |
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昔生まれ故郷(新潟県)の街の角に「目立て屋」 がありました。今回兵庫県からの参加があり、 50年ぶりに懐かしく思い出しました。 |
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地元、川越市から創業70年の「刃物や 白石藤兵衛商店」が参加されていました。 |
新潟県長岡市から参加の「水野鉋製作所」。 |
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水野家は大正の頃伯父(父親の兄)が始めた 鉋づくりを、祖父と清介さん(写真右)の父が引継 いできたそうです。 清介さんは15才から45年間鉋一筋に打ち込み 、H13年伝統工芸士に認定されました。 参考:水野鉋製作所のパンフより。 |
「水野鉋製作所」の工房。 | |
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